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zoom RSS 折々の雑感119 企画展「高山彦九郎日記『忍山湯旅の記』を廻る」(高山彦九郎記念館)を見に行く

<<   作成日時 : 2017/03/20 01:25   >>

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 高山彦九郎記念館で開催が始まった企画展「高山彦九郎日記『忍山湯旅の記』を廻る」を見てきました。

 この企画展は、高山彦九郎の日記である「忍山湯旅の記」をもとに、彦九郎が歩いた経路をたどりながら、当時に彦九郎が見聞きした情景と現在の状況を見比べながら、彦九郎の忍山温泉への旅を跡付けようというものです。

 「忍山湯旅の記」は、安永四(1775)年7月29日から8月14日までの日記で、桐生の忍山温泉を訪れた際の旅行記とも言える記録です。
 この日記には、彦九郎が旅の途中に立ち寄ったり近くを通過したりした寺社や名所、街の状況などが詳細につづられており、当時における地域の景観や社会風俗、産業などを知る上で貴重な史料とされています。
 加えて当時の忍山温泉の様子や忍山の名産品などのことも詳しく書かれています。
 さらに雷神岳(いまの鳴神山)へ登った際の登山記もあり、とても興味深い内容になっています。

 忍山温泉は、桐生市梅田の忍山川上流部に、かつてあった鉱泉で、温泉旅館があり、湯治客でにぎわったといいます。

 企画展は、3月18日(土)から9月3日(日)まで高山彦九郎記念館の特別展示室で開催予定です。

 私は、以前に「忍山湯旅の記」を読んで、彦九郎が当時歩いた経路を自転車でたどってみるという試みをおこなったことがあります。そのときの記録は、当ホームページにその都度、アップしてきました。
 高山彦九郎日記の「忍山湯旅の記」をたどるサイクリングをやったのは、もう10年も前のことになりますが、このたび高山彦九郎記念館で「忍山湯旅の記」に関する企画展が行われると聞き、見学してきました。

 参考までに当ページにアップした「忍山湯旅の記」に関係する記事は以下の通りです。

1 「高山彦九郎『忍山湯旅の記』の跡をたどる  雷神岳登頂編」(コラム15 鳴神山登頂記の巻 2005年4月23日調査 5月1日アップ。)

2 「高山彦九郎『忍山湯旅の記』の跡をたどる 往路編その1 細谷村〜松原の渡し」 (コラム16 彦九郎の旅『忍山湯旅の記』の巻 2005年5月5日調査 5月21日アップ。)

3  「高山彦九郎『忍山湯旅の記』の跡をたどる  往路編その2 松原の渡し〜忍山温泉」(コラム18 彦九郎の旅『忍山湯旅の記』の巻 2005年9月11日調査 9月20日アップ。)

4 「高山彦九郎『忍山湯旅の記』の跡をたどる 帰路編その1 忍山温泉〜赤岩の渡し」(コラム26 彦九郎の旅『忍山湯旅の記』の巻 2006年10月1日調査 11月5日アップ。)

 実を言うと、この「忍山湯旅の記」を自転車でたどるという試みは未完で、赤岩の渡しで渡良瀬川を越えてから細谷に戻るまでの区間が未踏査なのです。この続きをいつかやろうと思いながら10年以上の歳月が過ぎてしまいました。

 さて、本日(3月19日(日))見学してきた企画展です。
 
 記念館2階の特別展示室で開催されています。
 
 展示内容は、まず「忍山湯旅の記」全文。これをもとにした忍山温泉旅行の行程表と地図が最初に展示されています。そして彦九郎日記に登場する寺社や名跡の現況写真がパネルで紹介されています。その写真に対応する形で、日記中の該当記述箇所が解説されていました。

 展示写真の主なもの。
 丸山の薬師堂、石神明神、賀茂神社、新宿村の機織りに使用されていた水車、天満宮、温泉明神(忍山温泉神社)と温泉汲み上げ用井戸の現況、鳴神山山頂、不動大滝(鳴神山)、猿田彦大明神(現二渡神社)、上の原八坂神社、長泉寺、鳳仙寺、由良成繁の墓、松原の渡し、赤岩の渡し(渡良瀬川)など。 

 ほかには当時の忍山の名産品であった川のり、お茶(梅田茶)、桐生和紙など。ただ、現在、川のりの現物は無いので、実際に展示されているのは他地域のものだそうです。それに当時の磁石や火打石の現物などがケースに並べられていました。

 展示されている資料のなかで昭和初期ころの忍山鉱泉宿「忍山館」の写真(資料提供は「街かど歴史資料室」 みどり市笠懸町阿左美)がとくに興味深かったです。「忍山館」の全景写真は、以前にもどこかの文献で見た記憶があるのですが、浴室の写真や旅館内の写真は、今回初めて目にするもので、たいへんおもしろく拝見させていただきました。
 また、昭和三年当時の「忍山館」の広告(雑誌に掲載されたものでしょうか?)の複写も展示されていて、当時の入浴料や宣伝文句など、忍山鉱泉が湯治客でにぎわっていたころの様子を垣間見ることができ有益でした。

 本日は時間もなく、解説文などをじっくりと読むことができませんでした。9月まで開催されているようなので、後日、再訪したいと思っています。

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 高山彦九郎宅跡地(記念館東側)と太田市教育委員会による解説板。

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 遺髪塚(記念館東側)。

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 これは記念館を出た後で立ち寄った冠稲荷のボケの花。本日は、ちょうど冠稲荷の初午大祭の日で、境内に屋台なども出ており、多くの参拝客で賑わっていました。

 ついでながら久しぶりにキャノンデールのロードバイクで行きました。走行距離は10キロくらいですけどね。気温は高く暖かな一日でしたが、風が強くて走るのが少し大変でした。

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