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zoom RSS 折々の雑感84 アナログ音源のデジタル化というのをやってみた その2

<<   作成日時 : 2015/02/08 00:14   >>

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 前回の続きです。アナログ信号をデジタル変換してパソコンに取り込む機器は、数千円で買えるサウンドキャプチャーから高級オーディオ機器までさまざまな製品がありますが、悩んだ結果、ONKYOの「SE−U33GXVU」を購入しました。
 価格が手頃であることと、ONKYOは音響メーカーだからパソコンの周辺機器メーカーよりも音がよさそう、付属している録音・編集ソフトが使いやすそう、などの理由で決めました。まあ、なんとなくです。値段は1万5千円くらいでした。

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 届いたものを開封してみての最初の印象は「小さくて軽い」。「こんなのでだいじょうぶか?」と心配になるくらい。大きさは文庫本くらいでしょうか。ただの黒いプラスチックの箱です。オーディオ機器という感じはまったくしません。
 表面にヴォリームと録音レベルのつまみ、ヘッドフォン、マイク端子などがあります。裏面にライン入力端子とライン出力端子、USBポート、アース線を接続するGND端子(レコードプレーヤーを直につなぐときに使用)などがあります。ヴォリームとレベルのつまみがとても小さいので、微調整はやや難しいです。

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 パソコンへの接続はUSBにケーブルを差し込むだけで、すぐにデバイスが認識されました。付属ソフト「DigiOnSound6L.E.」のインストールも案内表示に従って難なく済みました。

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 さて、使ってみての印象です。録音や再生、一時停止のボタン、録音レベルのインジケーターなどソフトの操作画面はカッセトデッキに近いですね。懐かしい感じです。
 録音手順もカセットデッキでエアチェックやレコードのコピーをするときとほとんど同じです。まず、録音したい音源を再生して録音レベルを調整し、あとは音源を再生し録音ボタンを押す、曲が終われば停止ボタンを押すという具合です。録音を停止すると波形データが表示されます。このあと、ファイル形式を指定してフォルダに保存すれば完了です。
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 保存した音楽ファイルは、このまま「DigiOnSound6L.E.」でも聴けますし、ウィンドウズのメディアプレーヤーなどでも再生できます。

 録音したファイルを編集したり加工したりする機能もいろいろ付いてますが、細かくは割愛します。ノイズの除去や音質のエフェクト、イコライザーなど音楽ファイルの加工に関する機能は一通り揃っていると思われます。
 最初のうちはいろいろといじって遊んでみましたが、単に音楽を聴くという目的だけなら、録音したままのオリジナルの状態でファイルを残しておいたほうがいいように私は思います。再生する際に再生ソフト側で音質の調整はある程度できますので。

 ノイズの除去もいろいろ試してみましたが、結局、除去効果を強くすると、音がこもってしまったり、音の流れが不自然になったりするので、止めてしまいました。レコード盤の状態が普通であれば、ノイズリダクションは必要ないかもしれません。
 レコードのプチプチノイズの除去もできます。拡大した波形データを見ながらファイルを再生し、ノイズ部分を特定して、それを消去して、さらに確認して…、という手順を繰り返すことになり、けっこう根気のいる作業になります。時間がかかるので、これもあきらめてしまいました。多少のプチプチがあったほうがアナログレコードらしくていい、なんて思ったりして。
 アナログレコードの場合、曲と曲との間の無音部分で、どうしてもプチプチノイズが目立ってしまいます。これに対してはエフェクトのなかにファイル上のある一定部分だけを無音にする機能があり、その機能を利用して曲間に入るプチプチを消しました。

 次に音質面です。パソコン付属の入出力端子を使う場合と「SE−U33GXVU」を接続した場合を比べ音質はどう変わるのでしょうか。まずはパソコン内の音楽ファイルを再生する場合ですが、若干クリアになったかな、という程度でした。少なくとも私の耳とウチのオーディオ環境では、聴いてすぐ明確な違いが出るというほどではありません。大まかな印象としてざらついた感じがなくなり、音がくっきりとするような気はします。
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 ちなみに使用機器ですが、アンプはサンスイのAU−α607MR、スピーカーはインフィニティのReference2000.3です。レコードプレーヤーはデノンのDP−37Fを使ってます。どれも20年くらい前の古い機種です。新しい機材を使えば違いが分かるのでしょうか?
 次に録音面ですが、パソコンの入力端子にケーブルを直に接続して録音したファイルと「SE−U33GXVU」を介して録音したファイルの両方を再生してみましたが、ほとんど違いは分かりませんでした。保存したファイルがMP3ですので、微妙な差異は出にくいのかもしれません。
 高い解像度で録音を行い圧縮しないファイルで聴けば、違いが分かるのかもしれませんが、試してません。もともとカーオーディオでSDカードに保存した音楽ファイルを聴くというのが目的でしたので、そこそこの音質で音楽が聴ければいいかな、という感じです。
 ただ、マウスをクリックした時に発生する「プッ」というノイズや無音部分での「シー」というノイズは、ほとんど消えました。音楽を再生中にパソコンのキーボードを打ったり、別のソフトで作業をしても再生音には影響が出ません。この点だけも導入した効果はあったと思います。

 他に、これは当然といえば当然なのですが、アナログ音源のデジタル化は、録音したい音源を丸々再生する必要があり、それだけ時間もかかります。この点がCDのリッピングなどデジタルデータのコピーとは勝手が違います。
 「今日は暇だから懐かしのレコードでも聴くか」というようなのんびりとした気分で取り組まないと、面倒な気持ちばかりが先に立ってしまい、せっかくの楽しみが逆に作業のような感じになって苦痛になってしまいます。
 ファイルを保存した後、それら1曲ごとに曲名やアルバム名、アーティスト名などのデータをいちいち入力していく作業も、なかなか面倒ではあります。

 というわけで、せっかく買った「SE−U33GXVU」も、近ごろは録音機としてではなく、ユーチューブの音楽やラジオのネット放送(「らじるらじる」や「Radiko」)を聴く時に主に再生機として使用しています。ただし音質面ではFMチューナー(ケンウッドKT−880F)とFMアンテナ(屋根に8素子のFMアンテナを立てています)の組み合わせのほうが勝っています。
 従来のようにチューナーで電波を受信する方式では、とくにAM放送は、音質面で音楽を聴くには適さなかったわけですが、パソコンのネット放送とオーディオプロセッサーを組み合わせると、AMの音楽番組もFMと変わらない音質で音楽が楽しめます。昔は、ほとんど聴かなかったAMの音楽番組も、最近、けっこう聴くようになりました。意外にいい番組がありますね。こうした発見も「SE−U33GXVU」を導入した成果のひとつかな。

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